債権届出が自宅に届いた!

事業資金が苦しいと言っていた知人に金を貸したら破産手続き開始決定通知が自宅に送られてきたという場合は早急に債権届出を裁判所に提出する必要があります。
破産手続きの申し立てがあると裁判所は申し立てがあった人の資産や債務の状況を詳しく調べます。
財産がある場合は、処分して債権者に配当します。
注意したいのは破産手続きが開始されたあとはこの手続のなかでしか債権回収を行えないということです。
独自に訴訟を起こして債権回収をすることはできませんし、破産手続き終了後に債権の支払いを求めることもできません。
従って、届出期間内に債権者届出を提出しなければ債権は一切回収できなくなります。
もっとも、破産者の財産が乏しい場合は債権届出を提出しても配当が受けられないこともあります。
債権届出を提出するときは債権の存在を証明する資料が必要です。
お金を貸した場合は消費貸借契約書を提出することになります。
なお、手続きの過程では 財産状況報告集会が行われます。
集会では管財人から財産の状況や配当の見込みなどについて説明があります。
配当の状況が気になる人は出席してみると良いでしょう。
ただ、この集会に参加しなくても配当にあたって不利になるということはありません。